オールインワンラック 選び方ガイド
オールインワンラック 選び方ガイド

限られたスペースでも理想のジムに。
ホームジムで「オールインワンラック」が選ばれる理由。
昨今の筋トレブームを背景に、日本でもホームジムを導入する方が増えてきました。
以前は、自宅にジムのような設備を揃えるとなると、広いスペースに大きなマシンを何台も揃えるか、限られた機能の小さな器具を揃えるか、といったように選択肢が非常に限られていました。
しかし、近年になってその悩みを解消する革新的なマシンが人気を博しています。それが、「オールインワンラック」です。
この記事では今非常に人気のオールインワンラックについて徹底解説していきます。
さらに、オールインワンラックはホームジムだけでなく、「パーソナルジム」のメインマシンとしても定着しつつもあります。そのため、この記事ではパーソナルジムを経営されている方や開業を検討されている方にも参考にして頂ければ幸いです。
1.オールインワンラックとは?

そもそも、オールインワンラックとは、
・ハーフラック
・スミスマシン
・マルチケーブルマシン
のような3役以上の機能を一台に搭載しているラック型のマシンのことを言います。
(明確な定義がある訳ではありませんが、ここでは主に上記の3役の機能を備えたマシンをお話しします)
これまでホームジム・パーソナルジムと言えば、パワーラック、ないしはパワーラックにケーブル機能を追加した器具を中心に、フリーウェイトをメインにトレーニングすることが多かったのが実情です。
しかし、オールインワンラックの台頭で状況は徐々に変わりつつあります。パワーラックと大きく変わらない占有面積ながら、「できること」が圧倒的に多いオールインワンラックを選ぶ方が増えています。
2.オールインワンラックのメリット
オールインワンラックのメリットは大きく3つあります。
①圧倒的なスペース性

日本の住宅事情において、最大の壁となるのが「スペース」です。
本来、①パワーラック ②スミスマシン ③マルチケーブルマシン の3種類のマシンを別々に揃えるとなると、相当な広さのスペースが必要となります。
しかし、オールインワンラックであればそれら3種の機能を一台に集約。わずか6畳ほどのスペースがあれば設置が可能です。限られたスペースで設置ができ、なおかつ豊富なバリエーションのトレーニングが可能となるのがオールインワンラックの最大のメリットと言えます。
アメリカなどの外国では土地が広大なため、ホームジムに割り当てられるスペースも広大です。広いガレージを丸々ジムにしているような風景を見たことがある方も多いのではないでしょうか。トレーニーとしては非常に憧れる環境です。
しかし、現実的な日本の住宅事情は違います。日本はアメリカほど土地が広くなく、アメリカのような広大なホームジムを導入できる方は非常に限られているのが実情です。そのため、日本のホームジムでは限られたスペースの中で、あらゆる工夫を凝らしてジムを導入する必要があるのです。
このようなスペースの問題を解決するのが、オールインワラックです。日本の住宅事情を考慮したとき、ホームジムとしてベストな選択肢の一つとなるのがオールインワンラックと言えるでしょう。
②豊富なトレーニングバリエーション

ホームジム・パーソナルジムで鍵となるのは「いかにバリエーションを広げるか?」という点です。つまり、限られたスペースの中で、実施できるトレーニングの種類をいかに多くできるかということが非常に重要なポイントとなります。
その点、オールインワンラックでは一台で豊富なバリエーションのトレーニングが行えます。全身の様々なトレーニングが一台で完結するのです。
・ハーフラック
→王道であり万能のフリーウェイトトレーニング
無限のトレーニングバリエーション
・スミスマシン
→軌道の定まった安心・安全・効率的なスミスマシントレーニング
初心者の方のトレーニングにも安心
・マルチケーブルマシン
→より細やかな筋肉も自由に鍛えるケーブルトレーニング
ケーブルならではの負荷のかかるレンジをコントロール
さらにモデルによっては、専用のベンチを追加することで、さらに豊富なトレーニング(レッグEX/カール・レッグプレスなど)が行えるモデルもあります。
③優れたコストパフォーマンス
1台で完結するため、いくつもの種類のマシンを何台も揃える必要がなく、コストパフォーマンスに優れています。コストに対しての「できること」の豊富さとしては、オールインワンラックの右に出るマシンは無いと言えるでしょう。
このような点でも、スペースの限られた日本のホームジム・パーソナルジムにおいては、オールインワンラックが非常に優れた選択肢となり得るのです。
3.おすすめモデル
①Force USA C20 オールインワントレーナー
¥770,000(税込)
C20 は、Force USAのまさにフラッグシップモデルとも言える究極のオールインワンラックです。
3×3インチの支柱・11ゲージ(鉄の厚みが約3.06mm)のフレームによる圧倒的剛性を誇り、ハーフラック機能・スミスマシン・マルチケーブル どれを取っても非常にクオリティが高いです。
特筆すべきはケーブルシステム。左右のケーブルコラムは上下左右の角度が調節できるため、非常に可動域の広いケーブルクロスオーバー等のケーブルトレーニングも可能です。
さらに、別売りのスライディングベンチと合わせれば、レッグプレス・ハックスクワット・レッグEX/カール・プリーチャーカールも可能でバリエーションも圧倒的。
予算とスペースの条件がクリアできれば、これを選んでおけばほぼ間違い無しと言っても過言ではない名作です。

②Force USA C10 オールインワントレーナー
¥539,000(税込)
C10 はコストパフォーマンスに優れたモデルで、C20 と並んで非常に人気の一台です。
ハーフラック機能・スミスマシン・マルチケーブルを備えており機能性も必要十分。ケーブルは左右の角度調節ができ、可動域も大きく取ることができます。
C10の魅力は何と言ってもそのコストパフォーマンス。
「できること」 と 「コスト」を総合的に考えたとき、C10は突出して優秀と言えます。
C10も、C20と同様に別売りのスライディングベンチと合わせれば、レッグプレス・ハックスクワット・レッグEX/カール・プリーチャーカールも可能となります。
C20 ほどの予算は取れないけれども、機能性も諦めたくない。という方には非常におすすめです。

③Force USA G15 オールインワントレーナー
¥748,000(税込)
G15 は、非常にバリエーション豊富なハイクオリティなオールインワンラックです。
最大の特徴はやはり「カウンターウェイト付のスミスマシン」。スミスマシンのバーの重さと釣り合うようなウェイトシステムが搭載されているので、スミスマシンのバーのみの重量はほぼゼロ。そのため、初心者の方や女性のトレーニングにもおすすめです。
カウンターウェイト付のスミスマシンが高評価を得ており、ホームジムだけでなくパーソナルジムの指導用マシンとしても人気のモデルです。
また、日本向けに全高を212cmにデザインされているので、天井高が限られた部屋に導入したい、という方にもおすすめの一台です。

④Force USA G4 オールインワンラック
¥319,000(税込)
コンパクトでコストを抑えたオールインワンラックです。
強みはとにかく低コスト。基本的なオールインワンラックの機能を備えながらも、価格が30万円台と、イニシャルコストを非常に抑えることができます。
他モデルと比べるとケーブル機能は限られるものの、ラック機能とスミスマシンは必要十分。フリーウェイトをメインでトレーニングする方なら問題ありません。
実際のところ、「フリーウェイトをメインで鍛えて、ケーブルは補助的にしか使わない」というトレーニングスタイルであれば、むしろコストパフォーマンスは最高レベルとも言えます。
このように、低コスト=悪 ではなく、ご自身のトレーニングスタイルと照らし合わせながら検討すると、ベストなモデルは各々で異なります。

4.注意すべきポイント
オールインワンラックは多機能で非常に優れたマシンですが、多機能である分、導入にあたって注意すべきポイントがいくつかあります。
①ケーブルの実効負荷
オールインワンラックにおいて事前に最も注意していただきたいポイントです。
オールインワンラックのようなケーブルの構造が複雑なマシンでは、非常に多くのプーリー(滑車)を使用しているため、ケーブルを動かしたときの実際の負荷(実効負荷)が 1/2・1/4 となることがほとんどです。
【 例 】
・実効負荷 1/2 の場合
ウェイトスタック 40kg を選択 → 実効負荷は 20kg
このように、選択しているウェイトスタックの重量と実際に動かしているトレーニーにかかる負荷が一致しない、という構造には注意が必要です。
検討しているマシンの 「ケーブルの実効負荷はどれくらいか?」 は特に注意してみてください。
②ウェイトスタックの重量
ケーブルの実効負荷が 1/2 や 1/4 に変わるということは、当然ウェイトスタックの重量についても注意を払わなければいけません。
なぜなら「このマシンは100kgのウェイトスタックが付いてるから、高重量のケーブルトレーニングもできる!」と思っても、実際にかかる負荷は半分の 50kg というケースが発生してしまうからです。
納品した後に気づいてはもう手遅れ。事前にウェイトスタックの重量と、①のケーブル実効負荷を必ず確認して
「”実効負荷として”何キロのケーブルトレーニングができるだろう?」
というポイントに注意してマシンを検討してみてください。
③設置スペース と 動作スペース
マシンの寸法だけを見て安心するのは禁物です。バーベルの長さや、プレートの付け替え、実際のトレーニングの動線など、様々な要素を考慮してサイズを吟味しましょう。
・横幅
マシンの横幅に加え、フリーウェイト用のバーとプレートを付け替えるスペースが必要です。一般的な220cmのバーベルを使用する場合、おおよそ280cm~300cmの横幅が必要となります。
・奥行
マシン本体の奥行だけでなく、ベンチを置いた際の全体の奥行を考慮しましょう。また、トレーニング時のスペースだけでなく、ベンチの出し入れを考慮したスペースが必要となります。
・高さ
マシン本体の高さだけでなく、懸垂をした際に頭が天井に当たらないかといったことも考慮する必要があります。また、床に敷くマットの厚みも忘れずにチェックしておきましょう。マットの厚みを合わせたら設置できなかった……なんて事にならないように注意してください。
④実物の使用感を確かめよう
我々 フィットネスショップ では、今人気のオールインワンラックの展示品をご用意しております。ぜひ、フィットネスショップで実機をお試しください。
「買わないかもしれないし……」といった不安は一切必要ありません。構想の段階からでもお気軽に展示品をお試しください。実機を試してみることで、実際の使用感やサイズ感、メリット・デメリットを詳細に検討いただけます。専門スタッフが丁寧にご説明させていただきます。
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